Jヲタのときと俳優沼にいる今の差異
こんにちは、押沼です。
俳優沼に浸かりはじめて、廃油厨みたいな行動を取ろうとするときなぜかジャニヲタのときの自分がよく顔を出してくるのだ。
今も昔も顔のいい優しい男を推している。根本は変わらない。致し方ない。
ここから先は老害が過去を懐かしんでるだけです。
ジャニヲタのときはチケット戦争が本当に地獄だったな〜と物思いに耽るこの頃。
当時はツイッターがまだなかったりあまり普及していなかったのでもっぱら掲示板でお譲り交換を探していた。今はツイッターがあるから本当に便利になったものだと思う。
スマホになってスクショが撮れるのもほんとありがたいし、
ツイッターで暴利な取引をあげようものなら捨て垢たちがフルボッコにしてくれる。そういうのをするな、買うな、転売するなという風潮が強い良き時代になった。
転売ヤーはどのジャンルにおかれましても早急に滅べ。
とにかく、当時はそこまで友達もおらず学生だったので金もなく、限られた名義で戦うしかないので4連を申し込んで、3枚は交換に出す。1名義で4公演入るのはそれが一番確実だった。それ以上入りたいときは掲示板にあるお譲りします案件にとにかく連絡しまくるしかなかった。
とにかく必死だった。
ところが舞台になるとどうだ?
人気公演はそりゃ全然チケットとれなくて喘ぎはするものの、
商業と小劇団の狭間みたいな舞台に推しが出演するときのカンフェティ貴様、
チケット買い放題か。
好きな公演選べるの??第1希望〜第3希望、④いつでも可、って書いて狭い通信欄に住所氏名年齢もろもろぶちこんで郵便局に払込用紙持ってかなくてもいいの????
あとコンビニ行くだけ???
ナビダイヤルで当落確認しなくてもいいの????
宝くじのあたり券選んで買えるみたいなものじゃないか。
しかも数千円積めば前方席が確保されるときたものだ。
ありがたいが過ぎる。
やっぱりもう一回観たいなーと思ったら買い足せるのすごいね!?
(ただずっと残席◎が表示され続けてるのもなんだかつらいな…)
あと決定的にありがたいのが、
出る出る詐欺がない
出演情報が出たら怪我でもしない限り確実に出てくれる
最高
ジャニヲタのときは関ジュ担だったからバックにつく予想を毎回立てるのが大変だったし、外したときの虚無感がやばかった。
どのバックにつくかわからないから先輩GのFCにも入り、一縷の望みをかけて大阪公演を買い、このツアーはバックについてる!ってわかったらその公演のチケを探した。
それでも
「当日だけ別の仕事で不在」
「そもそもバックついてないから大阪城ホールだとていない」
「北海道ではついてたけど福井ではバックついてない」
みたいなことが何度かあって泣いた。
逆にバックにいないと思ってたのに突然現れて、念のために持ってったうちわをみつけてファンサくれたときは運を使い果たした気分だった。
友達の話になるけれど、退所の噂が囁かれていた自担の名前がポスターにあったから最後かもしれないとチケを集めまくったのに、いざ蓋を開けたら自担がいなくて結果公演が始まる前に退所しちゃってた…ってやつが最高に出る出る詐欺だった。
松竹座前でその子のジャニヲタ卒業式をしたのは一生忘れない。
もはやギャンブルの域。
退所したかどうかだって噂でしか聞かないから実際どうなのかはわからない。
ほんとに舞台上からいなくなって、しばらくしてなんばのバーでバイトしてるらしいよ、みたいな噂が流れるだけで事務所が発表することはない。
書いてて鬱になってきた…
でも自担はアラサーになった今もがんばってるしなんなら十代と並んでも遜色ないほど美しいから、死ぬ前に最後にもう一回見たいな〜とは思っている。
手紙渡すにも劇場スタッフでも事務所スタッフでもない、誰ともわからない女性たちに仕切られながらじゃないと手紙を送ることさえできなかった当時にくらべたら、
劇場に行って、設置されている箱にスッと入れれば役者にちゃんと届けてくれるの、本当にありがたいね…
しかも推しはツイッターで手紙やプレゼントを受け取りました報告をしてくれる。
手紙が届いているのを実感できるのは本当に嬉しいな〜〜〜だから今日も今日とて次回公演に向けてがんばってらっしゃる推しにお手紙を綴るのだ。
あっそうツイッターといえばツイッターしてくれてることが本当にありがたい!!推し!!ありがとうございます!!
自撮り公開してくれたり、何より今日も生きてるって教えてくれるの!!!一番ありがてぇわ!!!!!
サンキューオブサンキュー!!!
自担が至高で副担は作らないタイプのジャニヲタだったから、
俳優沼でも多分そうなるんだろうな………と思っている押沼でした。
アデュー!
30歳、俳優沼に落ちる。
ツイッターでおもしろい記事みかけると大体はてなブログだったので私もブログ開設してみた。
こんにちは、押沼です。
タイトルからお察しの通り30歳にしてね、俳優沼に落ちてしまったんや。困ったものでしょう?困ってるんだ私も。
簡単に自己紹介をしようね。暇だったら読んでください。
名前は押沼さんだよ。
20代は夢追いしながらジャニヲタしたり同人活動したりふらふら遊んでたものだから安定した職につかず、フリーランスと名乗りながらちょいちょいいろんなことに手を出してるんだけど、実直に申し上げてフリーターです。
ここでタイトルと交えてコイツだいぶやべえなと思ってくれ。
自分でもだいぶやべえなと思ってるんだけど止められないんだ。
ついでに4年付き合ってて結婚の約束をしていた彼氏を29歳のときに生理前症候群のイライラからそのときの感情に任せて別れてしまったものだからかなり先行きが不安なんだ。
諸先輩方から「35歳までに結婚できなかったら一人で生きていく方法考えた方がいいよ」と口を酸っぱく言われていてメンタルがやばい。みんなどうやって結婚してんの??すごくない???めちゃくちゃ難しくない???
ちゃんとした職もない、彼氏もいない、貯金もない
安定のその日暮らしです。
ジャニオタは10年
俳優沼は今ちょうど半年
こんなクソスペック三十路女でも推し追いかけてるんだって安心したら日々を現実に生きてるみんな各々の推しに金を貢げよな~~~~!!!!
貢げるときに貢がないと、推しは命ある限りこの世に存在し続けるけど応援できる場所にいてくれるかどうかはわからねえんだからな~~~~~~~~!!!
タッキーですら卒業公演もやらずにスンって辞めちゃうんだからな…平成が終わる…
推しの話をしようね。
このブログを書いていく上で推しの名前は書かないからご想像にお任せするけどわかりやすいかもしれないのであまりご想像もせずいてくださると助かります。
推しは大変お優しいです。
万物に対し博愛。
ツイッターでも現場でもお見かけするファンみんな大体優しくされている。平和。
カテコのときに一列ずつ目線配って、目が合ったやつかたっぱしから微笑えんで落とすタイプの沼です。私もそれでまんまとやられましてね、微笑みの爆弾テロリストと呼んでいる。
私も推しにこれをやられたときは2.5次元舞台だった。
もともと好きな原作で舞台もシリーズ化していて、先行で運良くチケットがとれたら行く程度に嗜んでいた。
推しが出ていた公演は、友達がチケットをくれたから2回観にいけた。今となってはほんとあの2枚がほんとおまえ友達ありがとうそして責任をとれくそっという感じ。友達は友達で推しに貢いでいるから私に責任をとる暇も金もない。
まあなんにせよその公演に推しが出ていた。
舞台上でバッキバキにダンサブルベイベーだった彼が非常に気になり、カテコのときに眺めてきた。
顔が小せえなぁ〜と思いながら眺めていた。
日替わりのキャストが挨拶している中、彼は下手側の客席の前の方を見て笑顔になり、上手側に目線を滑らせ、ときたま微笑んで、次の列へと目線を配っていった。
知り合いでも来とんか、挨拶しとる子の話聞いたれや
そう思っていたのも束の間、私の座っていた列にその視線が到達し、そして、私と目があったのである。
オッフ、と思った次の瞬間には微笑まれていた。
にこっと。
え?何?めっちゃ歯多くない?人より歯が多い??何??わからん
そして視線は通り過ぎ、また客席をぐるっと見渡していく
アッ何?まさか
まさかあの子、最前列から後ろまで、
目があった人に片っ端から微笑みかけてる??
そんな芸当できる?やべえな。日替わりキャスト挨拶から座長の挨拶にうつると、客席に目線を配るのをやめ、座長のほうを向いてお話を聞いていた。
えっめっちゃできる子やんけ
これが推しのファーストインパクトである。
まあ言うて目が合うのも微笑みも勘違いっちゃ勘違いかも知れない、後ろの席に馴染みのファンがいたのかも知れない。
そもそも私は彼の名前を書いたうちわを持っていなければ「スマイルちょーだい♡」の物乞いうちわも持っていなかったのだから。
そんなふうに思いながら翌日2ステ目に参戦すると、1ステ目より確実に彼を目で追っている自分がいる。
もう片足は沼につっこんでいるような状態だったが、毅然として俳優沼の住人にはならず、ただの原作ファンとして舞台を楽しんだ。
そしてカテコで昨日のアレは何だったのかと思いながら彼を見ていると、やっぱり最前から目線を配り、やっぱり目が合い、やっぱり微笑まれた。
これは勘違いではなく、アイツまじで全公演これやってんの???え???マジで????という思いが強くなった。
オプション料金払う??
え??大丈夫?????
それチケ代に含まれてなくない???
次きみがなんか出演するときは観に行くからな〜〜?????
と思いながら会場を去った。
この時点ではまだ「え〜好き〜推せる〜」みたいな浮かれポンチにはなっていなかった。
パンフレットも買わなければブロマイドも買わず、なんならチケット半券もかばんの中でぐちゃぐちゃになって捨てた。
本当に良くなかったのが
「次なんか出演するとき観にいくからな〜??」って思ってしまったこと。
結果として、その次の公演を観に行き、
まんまと沼底に落ちるに至った。
そんでその公演でも微笑みテロされて死ぬのである。ほんと罪深い。
こうやってファンを順調に増やして行き、いずれ大きな舞台の主演を務めてもらいたい。
単独イベントをやっていただきたい。
そんな思いで推しています
ここまでで2350文字くらい打っている。こわい。圧倒的語彙力と文才のなさである。
でもなんか、こう、文章にして吐き出したいことがね、いっぱいあるので、
のろのろとブログを綴っていこうと思います
よろしくお願いします!
押沼